先日は、母方の祖母の火葬式と通夜の為、お店をお休み頂き申し訳ございませんでした。
本日は告別式。
仕事をしながら沢山祖母の思い出に浸っておりました。
そしてなんだか眠れなくて先程
いとこのブログをみて、祖母の思い出についての文を読んでおりませした。
いとこは思い出が「めろんぱん」とありました。
このブログではなんですが、私も、思い出をっと、フッと思いPCを立ち上げました。
私は?
考えてみると、祖母に一番お世話になったのは、私と姉。
私の両親は、共働きでした。
カギっ子の私達姉妹は、下校の後の行先は祖母の家でした。
思い出その1(あのおやつ)
下校すると祖母がおやつをつくってくれました。
すごく素朴なおやつで、名前は忘れましたが、片栗粉をお湯で溶いて砂糖を少し混ぜたもの。
これが大好きで♪下校するとこれを「あれ作ってー」とよくわがままをいっておりました。
あれの名前が思い出せない・・・・。
当時から食べ物が大好きで、特に甘いものには目が無い私に、「まったくお前はだから太るんだ」っと、
文句を言いながらも、優しい笑顔で美味しいものを与えてくれたものです。
お陰さまで、すくすくと今でも育ってます(笑)
思い出その2(カレー)
そうそう。風邪をひいて祖母の家で療養していたとき、めずらしく食欲がないわたしに「何が食べたい?何だったら食べれるんだ?」
っと、聞いてきました。
私は、何故だか食欲がないのに「カレーだったら食べれると思う。うん。カレーが食べたい」
ただその時、台所にカレーの材料がありませんでした。
でも、優しい祖母は私の為に急いで買い物に行き、急いでカレーを作ってくれました。
でも、自分の思っていた味と違ったので、折角作ってくれたカレーを沢山残してしまった覚えがあります。ごめんね御婆さん。(このころからカレーにはうるさかったのかも)
思い出その2
小学校の運動会での思い出。
わたしの両親は二人とも教師をしてました。運動会のSEASONが同じ地区という事もあり、
小学生時代は一度も両親が運動会に来てくれたことはありません。
運動会のお楽しみのひとつ、お弁当の時間。
みんなは家族の待つシートへ。。。
私は、年老いた祖母がぽつんといるシートへ。
当時は、若い両親が待つシートの家族が羨ましく、なんで祖母なのか。。。と、不満に思っていた子供時代。
そんな年老いた祖母、実は実は、同級生のアイドルばぁちゃんだったのですよ(笑)
「ばぁちゃんかわいいねぇ」って、いつもみんなに言われてたんです。
うちの祖母は、とってもちっちゃいばぁちゃん。お顔もお人形さんみたいにお目目くりくり。いつもニコニコ笑顔。腰は曲がっているけど、歩く速度はとっても早い。でも、チョコチョコ歩き♪
そんなかわいい祖母がちょこんと座ってまっている姿。
そんな祖母と食べた運動会のあの日のおにぎりの味は今でも忘れない。
まだまだ思い出がありすぎる。ありすぎるな。
最後の思い出(最後の笑顔)
先日、もう永くないと思うから、最後に会いに。。。と、病院に会いに行った時。
もう寝たきりで声も出せない状態の祖母に、話は聞こえる様なので話しかけてみた。
「御婆さん。子供の時は御世話になったよね。うん。私だよ。重かったね~。体重が。おんぶするの大変だったよね~。」って。
祖母は、私の話が解ったのか、クシャクシャっとした笑顔で笑ってくれた。
御婆さん。今までありがとう。天国のみんなに宜しくお伝え下さい。
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テーマ : 家族
ジャンル : 結婚・家庭生活